タイ、首都はバンコク。東南アジアの主要国である。今年、陸軍によるクーデターで政変があったものの、無血で終わったことには意義がある。この国はウルルンやら旅行番組では重宝されているだろう。タイ国内をバスで旅行したことがあるが、三輪タクシーのトゥクトゥクにのって風を受けて走るのはとても気持ちいい。
さて、この映画はタイ発の映画だ。韓流だの華流だのブームが過ぎた感があるものの、さすがにタイはかなりの先物である。マッハ、アタック・ナンバーハーフなどマイナーな作品かもしれないが、これならTSUTAYAやGEOで見つけることができるのでは。
このセマ・ザ・ウォリアーはマイナーな作品の中でも、さらにこれといって話題になるような材料がない。Yahoo!映画でもほとんど情報がない。監督、俳優についても同様だ。
しかし、描かれている世界観がとても気に入った。タイは、東南アジア諸国では唯一、欧米の植民地化を免れ王国を継続した国である。物語の時代はさらに時代を遡り戦国時代の設定なのだが、普段の生活はほぼハダカ同然。質素なカヤブキの住まいと、庄屋の豪邸が混在する。
刀鍛冶職人の息子が戦士として育っていく過程を、恋と友情と葛藤を交えて織り上げたのがストーリーだ。主人公の成長と成功を描く作品は美しい。時代背景を普段なじみのないタイの時代劇に仕上げていることで、見飽きたSFなんかよりよっぽど新鮮に映るのだ。
| セマ・ザ・ウォリアー | |
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POSTED : 2006年11月23日 02:06
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